Philosophy
私は、2012年に弁護士登録をして以来、様々な業種、規模の法人、企業における法律業務を取り扱ってきました。
特に医療・介護分野においては、一貫して医療機関、介護施設側の立場から、多数の案件に取り組んできました。医療・介護は公益性、専門性が高く、各種法令、通知による規制を多く受けていることから、紛争の予防や紛争後の対応を検討する際には、法的な観点を持って多角的に考察することが求められます。そのためには、単なる法律知識にとどまらず、医療・介護の現場を理解し、依頼者の皆様のお話を傾聴することにより、直面する問題の本質を捉え、そのうえで適切なバランス感覚を持って案件に取り組むことが不可欠だと日々実感しています。
今後とも、プロフェッショナルとしての研鑽を怠らず、依頼者の皆様との緊密な連携を大切にすることで、一件一件の案件を迅速かつ的確に処理するよう心掛けたいと思います。
また、書籍の出版・論文の掲載や各種団体・法人における講演などを通じて、案件処理の過程で得た気づきやノウハウを積極的に発信していくことによって、医療・介護に関わる皆様が本来の業務に専念でき、結果として患者、利用者の皆様がより質の高いサービスを享受できる理想的な環境の実現に貢献していきたいと考えています。